2023 1216 第18回ジオ塾 GP全国大会、その他報告会
2023 1216 第105回 定例会と第18回ジオ塾でした。ジオ塾は10月末のジオパーク全国大会@銚子とチバニアン探訪の報告会になりました。大会参加の4名が各自持分の報告を行いました。一名はポストジオツアー@伊豆大島でしたが、皆さん有意義なツアーを満喫されたようですね。

銚子の犬吠埼は日本の平地に限れば、一番日の出が早い場所。

醤油産業
https://www.choshi-geopark.jp/geosite/01/index.html

2023.12.16 12:56 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 活動履歴
2023 1203 田ジ研自主研修 「青石ツアー」
2023 1203 三波川帯の結晶片岩の観察会を企画しました。詳細は以前、2018年8月に和歌山城の巡検の内容を見ていただくと岩の詳細が参照可能です。宮本さんから以下の含蓄のある感想文を頂戴いたしました。ありがとうございました。

   蒼石ツアーに参加して  2023・12・3(日)
―番所(ばんどこ)庭園と塩津集落訪問―
好天と安全に恵まれ、上森隊長と美魔女?3人(和田・樫山・宮本)、有益な楽しい研修を終えることができました。全くの素人の私は、景色を見てもこんな見方があったんだなあと、感動することばかりです。知識は人生に深みを与えてくれるとつくづく思います。
色とりどりの、色々な積み方の石垣を見ても、今までなら“きれいだなあ”と絵を見るような気持ちで見ていましたが、今回はちょっと違いました。
はっきりわからないまま、ジュラ紀や白亜紀、地殻変動や火山活動、結晶片岩やキャラ岩の言葉が頭をよぎるだけで、皆様の足元に近づけたような喜びを感じました。
番所(ばんしょ)の鼻というのは全国的にあるようですが、その見晴らしの良いこと。
ここ、番所(ばんどこ)庭園は、前方に四国を遠望、左に雑賀崎の灯台、斜め右に友ケ島や加太、右に和歌山市と、180度の展望が開ける、得も言われぬ景観でした。よく手入れされた松の木がそこかしこに植えられ、その根元に咲く黄色いツワブキとぬめりのあるキノコの群生(チチアワタケ?)(松茸ならよかったのに!)、貸し切りの広い芝生でお弁当、上空にはトンビが舞い、鳥のさえずりも。岩場は青石の崖。青石と言いながら、色んな色が混じり、地球の不思議をまざまざと見せてくれました。(ここは、神戸在住の個人の方の持ち物ですって!)
プライベートビーチに降りるよう管理人さんの特別サービス。なんと、砂浜は全て緑色。貝殻はなく、色々な色の小石を拾いました。満足!!!
塩津の集落も、どの家も青石の石垣が組まれ、その文様の美しいこと。赤いツタや、ツメレンゲとのコントラストが目を引く。「雑賀崎だけやなくて、ここも日本のアマルフィーやんか!」と一同感動しきり。この集落にある蛭子神社の18代住職の奥様のお話では、やはり人口減、空き家が増え寂しくなってきたとのこと。
神社裏山には樹齢500年の鹿子の木にしめ縄が張られていました。裏側は、大きな空洞になっているとか。(質問というか、愚問ですが、頂いた資料の濃い緑色の地層が有田、四国、九州、静岡と連なっていますが、これはミカンの産地でもあります。関連はあるのでしょうか?)
研修の内容と共に車中での会話の面白かったこと、新しくできた海南サクアスでの買い物の楽しかったことも申し添えます。このツアー、企画、運営、運転、して頂いた上森様に感謝申し上げます。心からありがとうございました。

ここは地名を「番所の鼻」と言い、平坦で海に長く突き出た地形になっています。
昔、紀州藩の海岸十数カ所に海の防備見張り番所が有りましたが ここはその中でも和歌山城に最も近い番所として重要な所でした。
万葉時代に、大和の都から天皇がお供の宮廷人公家達と和歌浦に行幸されました折り、 藤原卿がここ番所庭園の北側に広がる海 「雑賀の浦」の漁火を見てよまれたと言われている次の歌はあまりにも有名です。

紀の国の狭日鹿(さいか)の浦に
出で見れば
海人(あま)の燈火(ともしび)波の間(ま)ゆ見ゆ
藤原卿(巻七-1194)

*番所(ばんどこ)庭園 磯への降り口があります。




*PrivateBeachにきました。


*塩津に来ました。石垣はすべて青石で、いろいろの種類があります。
















2023.12.03 16:18 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 活動履歴

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