2023 1123 第46回 田ジ研公式巡検 玉置山探索
2023 1123 第46回 公式巡検「玉置山散策」を実施しました。この件は昨年雨天中止になっていた課題で、今年は晴天の中実施できました。かつえ坂より玉置山頂上、玉置神社と歩程は3時間弱、晴天の中存分に楽しみました。枕状溶岩の観察もひとつの目的でした。頂上でのランチは最高でしたね。ぶなの林はぶなの落ち葉のさくさく感がなんとも言えず、杉の巨木も驚きでした。
御坊・十津川スラストの枕状溶岩で現在 既知のは みなべ町高野の枕状溶岩、もんぺとくわ前の枕状溶岩、それとここ玉置山。


以下は看板を文字お越ししたものです。
県指定天然記念物玉置山の枕状溶岩堆積地 平成9年3月21日指定 玉置山頂上付近にある枕状溶岩は、海底火山の噴火により噴出した玄武岩質の溶岩が水中に流れ出し、冷えて固 まったものである。 産出地帯は不規則な楕円体状または曲がった丸太状をなした岩石が積み重なったもので、 一つ一つの内部構造は中心から放射状に割れ目がある。岩石の形状が枕に似ていることから枕状溶岩と呼ばれて いる。この地域の枕状溶岩は、長い年月の間に地殻変動などで地表に現れたもので、標高 1000m の山頂付近に 積み重なって存在していることは、日本列島や紀伊半島の形成を考えるうえで貴重な資料である。 この地域はブナ林が発達する環境条件であるが、枕状溶岩が堆積する地形・地質学的に特異な地域を反映して、 三ズナラなどの落葉広葉樹を主体とする中にヒノキ、モミ、ツガなどの針葉樹、ヤマグルマ、ホンシャクナゲな どの常緑広葉樹を交え特異な群落が発達しており、植物学上からも極めて学術的価値が高い。
平成10年3月 奈良県教育委員会

ぶな林のかつえ坂(奥駆道)をのんびりと

ぶなの巨木に!!!

玉置山頂上は一等三角点。景色が良くて感動。海が見えるはずだが。?

神社の方に下山。途中、玉石社を拝見。杉の巨木に圧倒されました。

枕状溶岩を見ながら駐車場へてくてく。
2023.11.23 11:21 | pmlink.png 固定リンク | folder.png 活動履歴

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