2026 0425 11周年 記念講演会「高山寺と天神崎の植物」
2026 0425 第11回 田辺ジオパーク研究会記念講演会・演題「高山寺と天神崎の植物」・講師 土永知子氏 後総会でした。
田辺ジオパーク研究会も11年目となりました。今年は地質のテーマではなく、植物のテーマで土永知子氏にお話しいただきました。まず、閑話休題、「高野山(奥の院)に生息するムササビの糞」高校生のフィールドワークの記録の紹介、「和歌山県産絶滅危惧植物4種の記録」ツチトリモチ等の紹介でした。その後、高山寺に産する15,6種類の落葉樹と常緑樹の葉っぱを原寸で特徴等を紹介し、A4で原寸で葉っぱを見てマッティングしていくとともに最後に実際に葉っぱを手に取り合わせていくという実習をしていただきました。
講演会の内容は植物(落葉樹・常緑樹etc)の紹介と天神崎の最近の概要でした。
上森がメモった内容(一部追加あり)です。間違いがあれば訂正してください。
以下、大体お話された順番です。。
モチノキ:もともと皮をはがして、鳥もちを作った。雌雄異株で実は赤く、鳥の広告塔のようである。
エノキ(榎):葉はつやつやしている。実は食べられる。
ムクノキ(椋):椋鳩十のムク。葉はサンドペーパーのようである。
ムクロジ:羽子板の羽の実(黒い種)。洗剤にもなる。学名 sapindus mukorossi サポニンという泡立ち成分を含む。
アベマキ:コルク質 工作に使用。葉の裏はビロード状である。
クヌギ:しいたけのほだ木。カブトムシ・クワガタの大好きな樹液を出す。落葉高木。
葉っぱは2mmくらいの鋸歯が並ぶ。菊炭と呼ばれ、茶の湯用に使用される(台場クヌギが有名(川西市))。
コジイ スダジイ(小さな椎):雌雄同株。
家にあれば 笥(け)に盛る飯(いい)を 草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る(有間皇子)
コナラ(小楢):ホウソ。落葉広葉樹。
ここから常緑樹
クス(楠木):クスの葉の寿命が1年という特有の生態のため春に大量の古い葉が散ってしまう。葉の葉脈にダニ室を作る。植物の葉に作る構造がダニ室で虫こぶではない。葉を害する動物や菌を捕食するダニを住まわせる。共生ともいえる。
タブノキ:クスノキ科の常緑樹。皮は線香の材料。昔はタブ林がたくさんあった。最近、タブノキが増えている。海岸、照葉樹林の代表。神島にも昔はたくさんあった。
ホルトの木:シーボルトの名前から? ポルトガル? 元オリーブの木。初夏に花が咲く。日本の在来種。葉は古くなると紅葉して落ちる。熊楠の墓の近くにある。
クロバイ:(黒灰)黒い灰の木という意味。枝葉を焼いて媒染剤(ばいせんざい 染めの固着剤)とした。
タイミンタチバナ:海岸林の構成樹種。実用価値はあまり無い。葉身は長細い。幅は2cmくらい。雌雄異株。牧野は明国産のタチバナの意味。
ヤドリギ:半寄生性の常緑広葉樹の小低木。宿主はエノキやケヤキ。種は鳥が運び、種子の粘液により木に張り付き寄生が開始される。リースの代用にした。
ナギの木:針葉樹の仲間。葉が独特で縦には裂けるが横には裂けにくい。アレロパシー ナギラクトン。神社に多い 春日大社のナギ林。熊野権現と関係深い。家紋に使用されることもある。
ウバメガシ・バベ:今たくさん咲いている。県木。薪炭林であったところが多い。萌芽させて択抜をしていた。ヒキ岩・天神崎にも昔はバベ林があった。
アラカシ:荒っぽい・粗雑なカシと書く。どこにでもある木。高山寺 駐車場に名前札がある。
シラカシ:樹形がきれいで、アラカシより高級な感じ。
ハス:特にコメントはなしだが、仏教にはとても関係ある植物。
ナツツバキ:夏椿 シャラ・シャラノキ。植えられたもの。花・葉がつばきに似ている。落葉広葉樹(ツバキの仲間は普通は常緑性)。幹肌が班模様できれいになる。
アカテガニ:高山寺の駐車場にたくさん。赤いの白いのとか。海まで行くらしい。海から帰ってきて脱皮をする?お地蔵さんのあたり。
チョウ(蝶)トンボ:極楽のようである。
天神崎:里山・田んぼ・池(最近ビオトープができている)。最近、ツナミの逃げ道が復活できた。見晴らしが良くなった。シダを刈ってくれたので、火事の心配がない。ダニもいない(?)。
天神崎は乾燥地と湿地の両方の木の観察ができる・
ハンノキ:湿地の好きな木(根粒菌)。すぐにいなくなる。その他、ガマ,等。
15:00より総会。懇親会は秋津野ガルテンにて。お疲れ様でした。
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田辺ジオパーク研究会も11年目となりました。今年は地質のテーマではなく、植物のテーマで土永知子氏にお話しいただきました。まず、閑話休題、「高野山(奥の院)に生息するムササビの糞」高校生のフィールドワークの記録の紹介、「和歌山県産絶滅危惧植物4種の記録」ツチトリモチ等の紹介でした。その後、高山寺に産する15,6種類の落葉樹と常緑樹の葉っぱを原寸で特徴等を紹介し、A4で原寸で葉っぱを見てマッティングしていくとともに最後に実際に葉っぱを手に取り合わせていくという実習をしていただきました。
講演会の内容は植物(落葉樹・常緑樹etc)の紹介と天神崎の最近の概要でした。
上森がメモった内容(一部追加あり)です。間違いがあれば訂正してください。
以下、大体お話された順番です。。
モチノキ:もともと皮をはがして、鳥もちを作った。雌雄異株で実は赤く、鳥の広告塔のようである。
エノキ(榎):葉はつやつやしている。実は食べられる。
ムクノキ(椋):椋鳩十のムク。葉はサンドペーパーのようである。
ムクロジ:羽子板の羽の実(黒い種)。洗剤にもなる。学名 sapindus mukorossi サポニンという泡立ち成分を含む。
アベマキ:コルク質 工作に使用。葉の裏はビロード状である。
クヌギ:しいたけのほだ木。カブトムシ・クワガタの大好きな樹液を出す。落葉高木。
葉っぱは2mmくらいの鋸歯が並ぶ。菊炭と呼ばれ、茶の湯用に使用される(台場クヌギが有名(川西市))。
コジイ スダジイ(小さな椎):雌雄同株。
家にあれば 笥(け)に盛る飯(いい)を 草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る(有間皇子)
コナラ(小楢):ホウソ。落葉広葉樹。
ここから常緑樹
クス(楠木):クスの葉の寿命が1年という特有の生態のため春に大量の古い葉が散ってしまう。葉の葉脈にダニ室を作る。植物の葉に作る構造がダニ室で虫こぶではない。葉を害する動物や菌を捕食するダニを住まわせる。共生ともいえる。
タブノキ:クスノキ科の常緑樹。皮は線香の材料。昔はタブ林がたくさんあった。最近、タブノキが増えている。海岸、照葉樹林の代表。神島にも昔はたくさんあった。
ホルトの木:シーボルトの名前から? ポルトガル? 元オリーブの木。初夏に花が咲く。日本の在来種。葉は古くなると紅葉して落ちる。熊楠の墓の近くにある。
クロバイ:(黒灰)黒い灰の木という意味。枝葉を焼いて媒染剤(ばいせんざい 染めの固着剤)とした。
タイミンタチバナ:海岸林の構成樹種。実用価値はあまり無い。葉身は長細い。幅は2cmくらい。雌雄異株。牧野は明国産のタチバナの意味。
ヤドリギ:半寄生性の常緑広葉樹の小低木。宿主はエノキやケヤキ。種は鳥が運び、種子の粘液により木に張り付き寄生が開始される。リースの代用にした。
ナギの木:針葉樹の仲間。葉が独特で縦には裂けるが横には裂けにくい。アレロパシー ナギラクトン。神社に多い 春日大社のナギ林。熊野権現と関係深い。家紋に使用されることもある。
ウバメガシ・バベ:今たくさん咲いている。県木。薪炭林であったところが多い。萌芽させて択抜をしていた。ヒキ岩・天神崎にも昔はバベ林があった。
アラカシ:荒っぽい・粗雑なカシと書く。どこにでもある木。高山寺 駐車場に名前札がある。
シラカシ:樹形がきれいで、アラカシより高級な感じ。
ハス:特にコメントはなしだが、仏教にはとても関係ある植物。
ナツツバキ:夏椿 シャラ・シャラノキ。植えられたもの。花・葉がつばきに似ている。落葉広葉樹(ツバキの仲間は普通は常緑性)。幹肌が班模様できれいになる。
アカテガニ:高山寺の駐車場にたくさん。赤いの白いのとか。海まで行くらしい。海から帰ってきて脱皮をする?お地蔵さんのあたり。
チョウ(蝶)トンボ:極楽のようである。
天神崎:里山・田んぼ・池(最近ビオトープができている)。最近、ツナミの逃げ道が復活できた。見晴らしが良くなった。シダを刈ってくれたので、火事の心配がない。ダニもいない(?)。
天神崎は乾燥地と湿地の両方の木の観察ができる・
ハンノキ:湿地の好きな木(根粒菌)。すぐにいなくなる。その他、ガマ,等。
15:00より総会。懇親会は秋津野ガルテンにて。お疲れ様でした。
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